虐待はいけないが躾は大事です
絶賛育児中のSayaです、こんにちは。
今日のニュースで先日虐待によって亡くなった5歳の女の子の事件を受けて、香川県が当時の状況を検証することになったと放送されていました。
同じくらいの年の子どもを育てているのでニュースが流れた直後から泣けてしかたない本当に痛ましい事件で心に引っかかっていたのですが、今日、次男坊がイヤイヤしながら叩いたり蹴ったりをしてこちらもかなりイライラしたわけです。その結果次男坊へSayaがしたことについて、ちょっと思ったことを書いてみます。
最初に断っておきますが、Sayaは虐待大反対です!もちろん大反対!子どもたちを心底愛しています。そのために、躾は大事だと思ってます。
その躾の仕方についても賛否あるかと思いますが、あくまでSayaのやり方です。
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子どもが叩いたり蹴ったるすることをどう対処するのか
子どもって手加減を知らないですよね。特にカッとなって感情が高ぶるとびっくりするような行動をとります。泣き続けたり、バタバタ暴れたり、持ってるものを投げてみたり。
中にはちょっと危ない!どころか、とっても危ないこともあるわけです。
3歳の子が大人を叩いても(褒められないけど)ダメージは少ないですが、同い年かそれ以下、時には少し年上の子どもを叩いたり蹴ったりする場合は危険です。加減を知らないし、相手も衝撃に対する対処ができかねる年齢なわけですよ。
もちろん止めに入りますよね。そして、叩いたり蹴ったりしたらだめだよ!と教えるわけです。
さて、この時にどう教えるか、ということなんだと思います。
- なんでそんなことするの!だめでしょ!!!と叱り飛ばし、子どもを泣くまで責め立てる。
- 抱きしめて、ダメだよ、痛いのよ、叩いたりしないでね、と優しく諭す。
- お友だちを叩いたところと同じところに軽くパチンと叩いて痛いことを教えつつ、ダメだとしっかり伝える。
大体の方が①はダメだなと思うと思います(笑)
②か③か…Sayaは基本的に③を選んでいます。
今の育児法は叩かない、叱らないが主流のようで、そのような育児法をよく見かけます。悪くないと思います、もちろん。叱らないに越したことはありませんよね。
でも、叱らないだけで良いのか、SayaはNoだと思ってます。
ある程度成長した子どもであれば叩いたりほっぺをつねったりしなくても痛いこと、ダメなことは理性で理解できますが、3歳児はできません。(我が家の小学生も若干怪しいけどw)
そんな優しく抱きしめてダメよ~とか言ってたらダメって認識してくれませんから…
なので、先に書きました、叩いたり蹴ったりしてきた3歳の次男へのSayaの対応は、蹴っ飛ばしてくる足をぺちんぺちんと叩いて、叩いたりひっかいてくる手を押さえ、「痛いから蹴ったらダメ!〇〇も痛かったでしょ?!」と目を見ながら強めの口調で言うわけです。
もともと泣いてた次男がびくっとしてSayaの目を見て、今度は先ほどのいやだいやだではない泣き方になりました。怒られてつらい、という感じです(わかりづらくてすみません…)
ここまできたら、抱っこして膝にのせて抱きしめながら、痛かったよね、痛いのいやだよね、ママも痛いのいやだからしないでねと優しくあやしていきます。落ち着いたころに次男も「分かった…仲直りしゅる」と言ってたくさん抱きしめ返してくれて、ちゅーもくれました(笑)
まぁ、毎回こんなにはうまくいきませんが、ダメなことをダメじゃない口調で言っても伝わらないのが幼児なんだと思います。でも、大好きなママやパパに軽くでもパチンと叩かれたらびっくりして、そんなに痛くなくても子どもにはダメなんだ!怒られた!と伝わることが多いです。
虐待は完全に大人都合のゴリ押し
上でも紹介した5歳の女の子の件も、今までたくさん流れてきた虐待のニュースも、大人の欲望を子どもにゴリ押しした結果なんだと思います。
ご飯食べない、大声出す、泣き止まない、言うこと聞かない…逆に聞きます、あなたはご飯食べたくないときないんですか?大声出したくなったときはないですか?泣きたくなったときはないですか?他人の言うことを聞き入れたくないときはないですか?
当然あると思います。でもこう思いますよね、「大人なんだから我慢できる」
相手は子どもなんですよ。大人じゃない。
大人とは経験値が違うのです。たくさん経験したら、「しんどくても食べないと元気になれない」「今は大きな声出す場所じゃない、時間じゃない」「泣きたいけど、あとでこっそり泣いちゃおう」「今はあの人の言うことが正しいかも!違う意見もあるけど、どういえばいいかな…」そんな判断ができるようになるんです。
子どもは食べムラもあるし、気分のアップダウンも激しい、我が強く、自制できない。でもいずれ変わっていく。やがて個性に変わって、自分を変えていく、それが成長です。
大人が無理やり押さえつけるときは命の危険、ケガや事故の危険が伴う時だけでいいと思います。
何が何でも食べなきゃダメ!食べない!?二度と食べるな!ではなく、今日は食べなくても明日は食べるかな、食べたくなったら食べるよ、それが生存本能さ♪くらいの受け止め方をしていれば子どもの一時の感情の暴走にもちょっとは穏やかに対処、できそうだと思いませんか?少なくともSayaはそう思って毎日過ごしてます。
絨毯の上でどんだけおしっこされても2週間頑張ったらおトイレいけるようになったし!感情任せに怒らないよう必死だったのはここだけの話です(笑)
世論の動きについて
Twitterのハッシュタグで、
- #児童虐待問題に取り組まない議員を私は支持しません
- #ひとごとじゃない
- #こどものいのちはこどものもの
というものが広がっていますね。
自治体の虐待ホットラインよりもイラっとしたこと、つらい!と思ったことを吐露しやすい環境だと思います。
自分の思いを吐き出すことで感情がセーブできることもある、イライラしたり愚痴ったり、心にためるよりはこまめに吐き出して、共感してもらうことで心が軽くなります。おそらく「子どもを怒って叩きました、どうしよう!」と呟けば「大丈夫、子どもが大好きなら、やりすぎたことを謝ってだきしてめてあげればいいよ」「イライラすることもあるよね、人間だもの!」みたいな声が返ってくるんじゃないでしょうか。(もちろん「なにやってんだよ!」みたいな声もあるでしょうが…つらい、悲しい、という気持ちがあるから「どうしよう」なんだと多数の人が思うんじゃないかなあ…Sayaは楽観主義・性善説派なのかもしれないけれど…)
吐き出すことで楽になることもある。気軽に思いを吐き出して、その両腕を子どもを抱きしめて撫でるために使ってほしい。そんな風に思う今日この頃です。
Sayaも時々Twitterでぐちぐちしてましたよ。特に長男の時に。その時に出来た同世代のママさんグループは今もとても良くしてくれます。とても素敵な仲間に出会えたと思っています。